このブログでの勉強法について(Atcoderの使い方など)
このブログでの勉強の仕方について、簡単にまとめます。
まず、テンプレートとして、以下のコードを使用します。これは、Javaというプログラミング言語を書く上で、絶対必要な部分です。あまり意味はないと思って下さって結構です。おまじないのように、毎回とりあえず書かなければなりません。
import java.util.*; public class Main { public static void main(String[] args){ Scanner sc = new Scanner(System.in); } }
自分でゼロから書き始めるのではなく、上のテンプレートに徐々に追加してプログラムを書くようにした方がよいと思います。
英作文などでもそうですが、慣れないうちは、他の完成品を上手く利用(=少しずつ改変)してコードを書くのが良い勉強法だと思います。
また、学校の授業などでプログラミングを学んだ人の悩みの種として、『家で同じようにできない』というのがあると思います。
実際、使っているPCのOS(Windows、とか、iOS(=Mac)とか)が違ったりすると、それだけでやり方が違います。
あまり学校でそこを詳しく説明しないため(そもそも各々環境が違うので、全員のケアをする時間がとれない)、家のPCで勉強しようにもやり方が分からない、ということになると思います。
このブログでは、どのような方でも同じ環境でプログラムを実行できるよう、AtCoderというサイトを使うことにします。もちろん無料です。
また、そのため、PCでの閲覧を推奨します。
初めての方は、まずAtCoderのページを開いてください。
こんな感じになってますね。
まずは右上の「新規登録」から、新規登録してアカウントを作って下さい。
無料なので安心です。
このサイトでは、大きく分けると、下記の3つができます。
1.プログラムを作って、ちゃんと動くか確かめられる
2.過去の問題を見ることができ、しかも自分の回答を提出して、回答が合っているか確かめられる
3.コンテストに参加して、世界中の相手と戦える
この記事では、まず1.をやっていきましょう。
トップページの左側の"コンテスト"の一番上にある、"practice contest"を選んで下さい。
こんなページですね。
この上部の"コードテスト"を選んでください。
このページで、自分のプログラムを動かすことができます。
つまり、これからは、
・プログラムを書く
・このページで動かして確認
を何度も往復することになります。
さて、1回試しに使ってみましょう。
このページの一番上の「言語」のところを"Java7(OpenJDK 1.7.0)"にして、
「ソースコード」に下記のプログラム文をコピペしてそのまま入れてください。
※上で紹介でしたテンプレートに1行追加しただけです。
どこを追加したか、比べてみて下さい。
import java.util.*; public class Main { public static void main(String[] args){ Scanner sc = new Scanner(System.in); System.out.println("Yeah!"); } }
「標準入力」のマスは空欄のままでOKです。
つまり、こういう状態です。
さて、これで一番下の"コードをテストする"ボタンを押してください。
こういう状態になりますね。
数秒待って、一番下の"ページをリロードする"ボタンを押してください。
すると、プログラムの結果が"標準出力"というマスに出てきます。
「Yeah!」と出ていれば成功です。Yeah!
今回分の説明はこれで終わりです。
ただ、人によってつまずくところは違うと思うので、何か分かりにくいところがあれば、コメント等頂けると嬉しいです。
次の記事では、プログラムをどうやって書くのか、説明します。
では、頑張っていきましょう。